子育てを社会のまんなかに置く
MIRAI PARKが掲げる「子育てインフラ構想」は、子育てを家庭だけの営みに閉じない発想から生まれた。学校だけで子どもが育つわけではない。家族との時間、友だちとの遊び、自然のなかでの発見や挑戦、そのすべてが子どもを育てていく——「地域全体が、子どもたちの学び場になったらいい」という想いが、この場所の出発点になっている。家族・地域・企業・社会がみんなで、すべての子どもを支える。それを日本初とうたう枠組みとして形にしようとしている。
「子どもの未来を、社会のまんなかに」という言葉には、その意志がはっきり表れている。子どもの「やってみたい!」を「やってみよう!」と応援する大人がいて、失敗してももう一度挑戦できる場所がある。遊ぶ、学ぶ、出会う、挑戦する、そのすべてが未来につながる。子育てを地域ぐるみで引き受けるという構想が、群馬県伊勢崎市上田町の拠点に込められている。
企業や地域とつながる仕組み
構想の輪郭が最もはっきり見えるのが、2027年4月に始まるMIRABOだ。子どもたちは映像制作や写真・デザイン、イベントの企画・運営、商品やお店づくりといった本物のプロジェクトに挑む。さらに踏み込むのは、地域の「もっとこうなったらいいな」や、企業が実際に抱えている課題への挑戦だ。地域の大人や企業、クリエイターと一緒に、考えて、つくって、実際にカタチにする。BUSINESS KIDS CHALLENGEでは、企画から価格設定、宣伝、販売までを子ども自身が実践し、社会に届けるためにつくる経験を積む。子どもと地域・企業が同じテーブルで手を動かす、その接点をあらかじめ設計に組み込んでいるのが特徴だ。
動き出した構想と、これからの広がり
構想は理念にとどまらず、順に動き出している。2027年3月に向けては「みんなの森プロジェクト」が始動し、Forestを軸にした新しい取り組みが予告された。2026年にはホームページをリニューアルし、公式LINEを通じて体験会や募集の情報を届ける体制も整えた。所在地は伊勢崎市上田町92、電話は0270-61-7223で受付は18時まで、駐車場は15台。地域・家族・企業・社会がそろって子どもを支えるという構想を、施設と催し、そしてこれから始まるプロジェクトで一つずつ形にしている段階にある。


